メタボ健診は個性を奪う?
体型という項目は、人間のオリジナルな個性を構成する中には、とても大きなウエイトを占めます。
人間にとって、社会人にとって、あるいは生命そのものにとって、体型というのは一つの個性であり、それは表現の自由によって法律でも許されている部分だと思われます。
そういった人間の個性である体型の事を今回のように義務化したメタボ健診は、法律や規定に違反するものではないかという声が挙がっています。
言うなれば、自分自身の体型を自由に保つ権利を妨害することになるのではないか、ということです。
実際に、腹囲を検診することがメタボ健診の項目に含まれています。
明らかに健康面に特化した項目である血圧や血糖値ではなく、腹囲は体型の根源ともなる部分であり、腹囲の検査を行うというのは個人の表現の自由的にどうなの?と疑問視する人がいるのは決しておかしなことではありません。
現実に、指摘されて傷つく人もいるでしょうし。
誤解の多い部分に対して、ただ一つだけご説明させていただきます。
腹囲、血圧、血糖値、コレステロール値の4つの項目をメタボ健診では検査しますが、この中の腹囲だけが基準値を超えていた場合は、指導を受ける対象にはなりません。
腹囲およびBMIの基準値をオーバーし、なおかつ他の項目で一つ以上基準値を超えてしまった場合のみ、メタボ健診にて指導を受ける対象となるのです。
ですから、たとえお腹が出ていても、血糖値や血圧、コレステロール値が正常の範囲なら、後で別個に注意を受けることはないのです。
しかしながら、腹囲の数値だけを見てあーだこーだと言う医師がもしかしたらいるかもしれません。万が一そういう医師がメタボ健診でいたら、それは表現の自由に対して汚された事になります。
医師の方々にはできればそういった点をしっかりと注意をした上で指導をしてもらいたいものですね。